私達「NPO法人 三味線音楽普及の会」は、2000年12月に認可設立され、美しい日本の音<三味線>を次の世代へと繋いで行くことを目指している団体です。
虫の音、風の音、降る雪、花の散る風情等、日々身近に陽炎う、微かな音を、感性豊かに擬音化し、豊かな発想力で作り出した自然の音色。 三味線はその音色を表現する事の出来る優れた楽器です。
より多くの方々に三味線音楽への親しみと理解を深めていただくよう、日夜活動を行っております。
ごあいさつ
我が国のNPO活動も、1998年「特定非営利団体促進法」が制定されて以来今日までにこの制度を利用して法人となった団体は、12,000を超え、更に毎月400法人が増加というひじょうな活況を呈し、社会活動の主役になりつつあります。 この様な社会環境の中で、当法人はいち早く20世紀の終りに認可を取得し、日本古来の音楽を後世に伝える活動を開始しました。
当法人は、四代目小三郎(慈恭)が「家庭音楽としての三味線音楽」の普及を100年前に提唱し、以来その目標の実現化に努力して参りました。この実績を踏まえて、これからの100年は四代目小三郎(慈恭)の熱き思いをNPO活動の場でより一層、具現化して参りたいと存じます。
法人名
NPO法人 三味線音楽普及の会
設立
1998年 小中学校の音楽教育に邦楽器が取り入れられるにあたり、現場の先生方を対象に邦楽のレクチャーを行う活動を開始。 2000年 12月 活動をより広範囲にかつ充実させる為、東京都の認可を得て特定非営利活動法人三味線音楽普及の会を設立。
会員数
- 個人 正会員 212名
- 個人 賛助会員 161名
- 団体会員 18団体
理事長
吉住 小三代
三味線とは
三味線という楽器は16世紀、琉球を経て日本に渡来しました。 始めは弾き方が判らず、琵琶法師の演奏をヒントに三本の弦を撥で叩く奏法が考案されました。
その後三味線は、その奏法や構成資材など、 我が国で独自の発展を遂げ、瞬く間に、歌舞伎のバックミュージックとして欠かせない楽器となりました。
そして日本を代表するエンターテイメント楽器としてその地位を確立しました。